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中年フリーターの内訳と、中年フリーターがフリーターブームの影響なのか考えてみる。

考えてみるだけやけど。

 

 中年フリーターが増えてるよという話がありまして。

 

www3.nhk.or.jp

 

 http://www3.nhk.or.jp/news/web_tokushu/still/1207_04_gurafu_2.jpg

 

こんなグラフがあるわけですが、確かに増えてますねと。

ただ、

-男女の比率もわからない

-35歳から54歳という範囲が広い

 

また、

NHK NEWS WEB 急増する「中年フリーター」

フリーターの中年化が正しい。増えてはいない。

2015/12/07 19:59

b.hatena.ne.jp

 

というようなブコメもあったので、まぁ気になった。

 

特に女性の非正規雇用も増えている印象も強かったので。

 

このグラフ自体は、

総務省労働力調査から三菱UFJリサーチ&コンサルティング社が算出したようなので、三菱UFJリサーチ&コンサルティング社のサイトを見てみたけど、わからず。

多様化する非正規雇用~タイプ別分析からみえる実態と課題~ | 調査レポート | 分析レポート | 経済レポート | シンクタンクレポート | 三菱UFJリサーチ&コンサルティング

 

 なので、労働局調査からデータを引っ張ってみることに。

実際に273万というデータは至るところに記事になってて。

mainichi.jp

 

この記事でも同様に273万となってる。

この記事内にて

2015年1-3月期平均

とあるので、

統計表一覧 政府統計の総合窓口 GL08020103

2015年1-3月の四半期の統計データを。

その中から、今回のグラフに近い情報が取れればと思い、

I-4 就業状態・従業上の地位・雇用形態(非農林業雇用者については従業者規模)・農林業・非農林業,配偶関係・年齢階級別15歳以上人口

を利用。

 

まず先のグラフの273万人という数字が確認できるかどうか。

上記から得られた情報を元に、

-女性について既婚者は除外

とする(実際に、NHKがはってるグラフはそうしている様)

 

それで考えると、

35歳-54歳

男性:132万人

今回対象の女性:141万人

(女性総数:649万人

女性既婚者:508万人)

合計:273万人

となり、今回の値と一致する(偶然かもしれないけど)

 

というわけで、この統計値から内訳を見てみる。

 

男女比率・35歳-54歳内の年代別内訳

男女比率

合計:273

男性:132

女性:141

単位は(万)

f:id:kitano_ow2:20151208203948p:plain

 

年代別内訳

男性のみ

f:id:kitano_ow2:20151208205040p:plain

 

女性のみ

 

f:id:kitano_ow2:20151208205153p:plain

 

男女

f:id:kitano_ow2:20151208205233p:plain

 

男女比率も年代別分類もまぁそこまで大きく差があるというわけでもなく、

特定の層が例のグラフを左右しているわけではなさそう。

 

年代別の遷移もみたいところだけど、総務省のデータ見づらすぎて断念。

 

実際フリーターブーム的なものはあったのかどうか。

 

これはどうもあったっぽい。

http://www.murc.jp/thinktank/economy/analysis/research/report_150731.pdf

 

こちらの記事によると、

 

1990 年半ば頃にはその自由さが人気となり「フリーター」という働き方がブーム となった。厚生労働省の定義では、「フリーター」とは、15~34 歳の卒業者(女性は未婚) で、パート・アルバイトして働く者かこれを希望する者とされている。 

 

フリーターのうち 15~24 歳に限ってみると、2000 年代前半には 100 万人を超えていたが、足元まで減少傾向 が続き、2014 年は 73 万人となった。

 

で、1990年半ということで、それが約20年前。

そこから10年経過した2005年には、非正規が増えているのが

上記リンクの図8からも確認できている。

そして2015年については、それらのフリーターブームの人間が

35歳-40歳あたりを迎えるわけか。

 

確かに増えていてもおかしくないけど、

ただ、それらの世代が、

上にも書いたように特別例のグラフを底上げするほどの影響があるほどの

割合にも見えない気がする。

 

あとは就職氷河期というやつですかね。

 

ただ、50歳-54歳世代もほぼ同等(というと大げさか)非正規がいるんで、

20年前あたりにだと、その人たちは30代なわけで、

それらが就職氷河期が影響しているとも考え難い気がするなぁ。

 

 というわけで、まぁこの辺で。