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【保育園義務教育化】を読んだけど、古市憲寿という人のことを勘違いしていたかもしれない。

といっても、テレビでちょこちょこネットでちょこちょこ拝見したことある程度ですが。

 

保育園義務教育化

保育園義務教育化

 

 

本人が話ししているような文体なので、私としては読みやすかった。

 

 

抽象的な精神論ではなく、国の発表や統計データに基づく意見がベース

 

根拠のない精神論や感情的に語られることが多い子育て・育児を、

それ本当に正しいの?ってことを、統計データなどをベースに持論を展開していく流れ。

 

幼児教育の重要性を説くと同時に、

その前に母親に対してのフォローがもっとあってしかるべきだという話も。

 

 

数値を基準にしているから、精神論を飄々と切ることも。

そういう姿勢が時に批判を招くこともあるんだろうなぁと思ったり(良し悪しは別にして)

 

いくつか興味深い意見を列挙しておく。

 

日本は一人っ子政策をしている。

ようにしか思えない状態という話。

 

  • 待機児童の問題
  • 子育てのしづらい労働環境
  • 高額な出産費

などなど。

 

保育園に入れさせるために、一時離婚などを行うというエピソードも。

 

マジで少子化改善させようとしてんの?と思われても仕方ないという話

 

母乳教

子供はまず母乳で育てるべきという宗教にも近い考え方。

根拠のない子育て論というのは、母親を苦しめるだけ。

こんな圧が多いなかで出産したがる人がどれだけいるかっちゅう話ですわね。

 

絶対に母乳に頼るというわけではなく(でない人もいらっしゃるので)

粉ミルクとかでも併用でいいよね?って話。

(1970年代においては、粉ミルクの栄養も不十分だったが、現在は改善されている)

 

 

3歳児神話

これは、3歳まで母親が育てるべき(保育園等に預けるべきではない)という意見について。

 

そのあたりについては、厚生労働省の厚生白書により、否定されているという話を紹介している。

 

http://www1.mhlw.go.jp/wp/wp98/wp98p1c2.html

 

両親が親として子育て責任を果たしていく中で、保育所や地域社会などの支えも受けながら、多くの手と愛情の中で子どもを育むことができれば、それは母親が1人で孤立感の中で子育てするよりも子どもの健全発達にとって望ましいともいえる。大切なのは育児 者によって注がれる愛情の質。

 

 

幼児教育の重要性

このあたりはアメリカのペリー・プレスクール・プロジェクトや過去の研究結果などをベースに、幼児教育の大切さを説いている。

 

あくまで紹介レベルなどで詳細については、本書記載の参考文献などを参考した方がいいかもしれない。

 

 

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とまぁこんな感じ。

 

実際のところ、語り口調ということもあり、彼自身は本心からそう考えているように

思える。

 

子育てにおいては苦労した身でもあるので、実体験と照らし合わせながら

スムーズに読んでいくことができた。

 

本書の締めとして、

幸せな子どもが、この社会に少しでも増えますように。

そして、そのお手伝いが、少しでもこの本でできますように。

とあった。

読み進めると彼本心の言葉で語られていると感じていたので、最後にこういう締めがあって、不覚にも?ぐっとくるものがあった。

 

批判されやすいイメージが微塵も感じなかった

 

ハーフは劣化しやすいうんぬんという意見などで批判されることもあるようだが、

本書を読んでみる限りでは、そのようなイメージは微塵も感じなかった。

 

テレビでは発言の機会も限られるだろうし、テレビの発言などは基本的には

批判もされやすいのが現状としてあるわけだし、

私の感じた彼の人となりというものを踏まえて

もう少し彼自身への見方も変えるべきだと思いましたとさ!