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【羊と鋼の森】2時間ドラマのようなご都合主義の展開

 ジャケ買いである。

羊と鋼の森

羊と鋼の森

 

 

2016年本屋さん大賞ということで

期待して読んだんだけど、ちょっとご都合主義がすぎる感じが。

概要は

 

ゆるされている。世界と調和している。
それがどんなに素晴らしいことか。
言葉で伝えきれないなら、音で表せるようになればいい。

「才能があるから生きていくんじゃない。そんなもの、あったって、なくたって、生きていくんだ。あるのかないのかわからない、そんなものにふりまわされるのはごめんだ。もっと確かなものを、この手で探り当てていくしかない。(本文より)」

ピアノの調律に魅せられた一人の青年。
彼が調律師として、人として成長する姿を温かく静謐な筆致で綴った、祝福に満ちた長編小説。

 

調律師としては成長を描くというが、

これは本当に成長だったのか違和感がある。

 

また調律師という特殊な職業に関わらずその性質があまりわかりにくい面。

 

Amazonレビューなどにおいては、取材不足という指摘もあるが、

そういった部分は素人目においては特に気にならなかった。

 

これが本屋さん大賞なのか、と疑ってしまうほどのレベルではある。

 

童貞的思想な主人公

主人公は、話の主軸となる女子高生の双子と出会う。

 

その双子との接し方・考え方があまりにも童貞的であり、

ピアノどうこう以前にもう執着にも感じられるような思考になる。

 

これがあまりにも気持ち悪い。読んでて特にこのクダリ全般的に読むのが

苦痛だった。

 

2時間ドラマを見ているような展開。

そういう意味で、主人公は非常に幸運に見えるような展開になっている。

 

嫌な気持ちはしないが、感情としての起伏は一切なく、ふーんという感じで

読み続けることになる。

 

 

2018年映画化するらしい。

eiga.com

 

映画としてはわからないが、2時間でちょうどいい内容だろうなぁという

印象である。

 

[追記]

eiga.com

 

映画化決定。

 

この童貞くささを、山崎賢人さんが演じるとなると、

なんかめっちゃ神秘的になりそう。