【LGBT】同性婚を認めると、出生率は下がるのか、上がるのか。

そもそもこの問いかけがナンセンスかもしれない。もし仮に出生率が低下するとしても、それが同性婚を容認しない考え方には私自身はない。とはいえ、同性婚を認めたとして、実際に出生率が低下する、影響するというエビデンスが存在しているのかということを改めて考えてみたいと思った。それは、

 

こういった考え方もいるわけで、そもそも少子化に拍車がかかるということ自体が正しいのかどうか、エビデンスがあるのであればそれを提示をしてほしいところだが、こういった人たちに対して、その前提は誤りであるというところを説明するためにも、改めて考え直したいと感じたわけである。

 

世界ではじめて法的に同性婚を認めたのはオランダ

オランダの出生率の推移を観てみたい。他の要素も影響していると考えられるため、必ずしも、オランダの出生率の推移だけで結論づけるつもりはないんだけども。

オランダにおいては、2000年に成立し、2001年4月1日に施工されたようだ。

その前後の出生率を観てみると、

ソース

 

1991

1992

1993

1994

1995

1996

1997

1998

1999

2000

1.61

1.59

1.57

1.57

1.53

1.53

1.56

1.63

1.65

1.72

 

2001

2002

2003

2004

2005

2006

2007

2008

2009

2010

1.71

1.73

1.75

1.72

1.71

1.72

1.72

1.77

1.79

1.79

 

2011

2012

2013

2014

2015

2016

1.76

1.72

1.68

1.71

1.66

1.66

 

 

f:id:kitano_ow2:20180809180755p:plain

 

 

ちなみに、1995年に底打ちしたというか、1995年あたりにからやばいってことで、

そもそもとして出生率の政策をうっているようだ。1996年以降、労働法が改正され、同一労働同一賃金、一人あたりの労働時間が削減、それによって、家族との時間が増え、出生率が増えたとされているとかなんとか。で、問題の同性婚の件だが、実際にこのグラフを観ている限りでは、それがきっかけに下がったとは言い切れない。2011年あたりまでは、1.7台をキープしている。同性婚が必ずしも出生率に影響しているものとはいえないかなと。

 

そのほか欧州に関してはイギリスやフランス、ベルギー、スペインなどでも認められている。ベルギーに関しては2003年、スペインに関しては2004年に施工されている。

あと、欧州ではないが、カナダに関しては2005年に施工。施工されて、10年以上あるため、これらの国の推移も観てみたい。

 

f:id:kitano_ow2:20180809183143p:plain

 

こんな感じ。下がってますかね。どうなんでしょう。それぞれの国の別の政策に依存する可能性もあるとは思いますが、同性婚を認めるということが、直接的な原因としていきなり下がるなんてことは考えにくいように感じますね。とはいえ、同性婚を認めていなかったら、もっと上がっていたかもしれない。というわけで、同性婚を認めるのが2010年以降だったフランス、ドイツ、デンマークとも比較してみたい。

なお、フランスは2013年、ドイツは2017年、デンマークは2012年だそうだ。

この辺のソースは全部

同性結婚 - Wikipedia

なんだけども

f:id:kitano_ow2:20180810171345p:plain

 

うーむ、わかりにくい。基本的には横ばいすね。デンマークが急激に下がってるけどその2年前からの動きのようにも思えるね。

 

ちなみに、日本を加えたグラフはこちら。

色のバリエーションが(´Д`)青の下のほうね。

f:id:kitano_ow2:20180810171650p:plain

 

ちなみに、アメリカにおいては、認めている州と認めていない州がある。

そのあたりの比較もしたいところだが、力尽きた。てかデータがわからん。

 

代理出産は増えるのか。

さて、同性婚の場合、子供をどうするのかってことで、代理出産という選択肢

があるんだと思うが、同性婚を認めた国においては、代理出産が増えているのか。

ただ、そもそも代理出産を認めていない国もあるし、そもそも認めてない国の方が多そうな印象。そのため、他国で代理出産を行うというケースがあり、そういう意味でデータの比較は難しいように思えたので断念。

www.afpbb.com

子どもをもうけるにあたって2人が頼ったのは、卵子提供者や代理母の斡旋から法的・医学的なアドバイスまでを提供するCircle Surrogacy社だ。12年前の開業当初、同性愛カップルは全体の顧客の10%に過ぎなかったが、今や80%にも達し、出身地も29か国に及ぶ。これまでに世話をした同性愛カップルは250組以上という。

代理出産を求める人の80%に達するということは、同性カップルが増える代理出産の利用者は増える可能性はありそう。ただ、代理出産というものがどこまで受け入れられるのかというところか。

 

そのため、同性婚が増えたために、代理出産が増え、出生率が増えたというのもまた考えにくい気がする。

 

とりあえず、色々調べると疲れるし、時間がかかるね、誰かが生産性だなんて言い出してからもう随分時間がたってしまった。。